
当協議会はこれまで様々なテーマを掲げ、価値を創造してきました。今期は「レイオフ」をテーマに据え、相互にサポートし合いながら前進し続ける姿勢を強調しています。
ここでの「レイオフ」はサッカーの戦術を指し、ビジネス用語としての意味とは異なります。この戦術は、チームがゴールを目指す上でボールホルダーが前方の味方にパスを出し、パスを受けた味方がさらに前向きの味方へ繋げていくという一連の動きで、特に強いプレッシャーの中でも前進を続けるために非常に有効な手段の一つです。
この概念を、青年部協議会の活動に置き換え、次々と困難が押し寄せる現状をまさに「ハイプレッシング」受けている状況と見立てています。物価高や人材不足といった様々な課題に直面している中、この「レイオフ」を使って単独の組合では解決できない問題も、青年部協議会がハブとなり、それぞれの強みを活かして解決に導いていきたいと思います。
協議会の基本方針としては、次代を担う後継者の育成と活動の推進を掲げており、50 周年を迎える節目に向けて、引き続きネットワークの拡充や情報共有の場を作り上げることを目指しています。
青年部協議会がハブとなることで、難題に対する解決策を模索し、協力を通じて新たな価値を生み出し、困難を乗り越える力を育てていく考えです。
会長 木村 洋平